218:名無しNIPPER[saga]
2017/05/20(土) 00:16:13.93 ID:S5TDFKQWO
金田一「まず蒼葉ちゃんと朱鷺田先生はある程度一緒に行動してるし、犯人ってことはあり得ないでしょう。」
朱鷺田「…そうね」
金田一「まぁ朱鷺田先生がそんな事するわけないですしね!ハハハ」
朱鷺田「…金田一くん……違うのよ、私は…」
金田一「どうしたんすか?朱鷺田センセ」
朱鷺田「! い、いや、なんでもないのよ。続けて。」
金田一「んで…今回の犯行は…高遠が計画したように見えるけど…実は高遠に恨みを持つ人間がやったんじゃないかなって思うんです。
最初の生徒手帳や着物といい、奴が計画した犯行にしては芸術性もないしあまりにも杜撰すぎる。(まあアイツ自身が関わった犯罪にもちょくちょくそういうのはあるけど…)それに、オレにそこまでの恨みがあるなら普通にオレがいる時間に火をつければいいものを、オレや家族がいない時間を狙って放火してる。どうも、オレ自信の恨みとしても…なんか変なモノを感じるんです」
朱鷺田「高遠に恨みを持つ人間…」
金田一「それで思いつく人間は、高遠のせいで罪を暴かれた月読ジゼル…なんだけど、彼女はどうもそんなに関わってるとは思えない。急な脱獄や葡萄の館でのトラブル、どうもそんな計画を考える人間の行動としてはチグハグしてる…だから、彼女の脱獄計画は偶然起こったものだと思うんです。犯人はもしかしてそれを利用しているのかも……」
金田一「一応、明智さんに頼んでジゼルの行動をもう一度調べ直してみます。」
朱鷺田「そうね……後は…
何故死んだ筈のあの子のお母さんが蘇ったか、だけど…」
金田一「…それについては、少し心当たりがあるんです。」
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