142:名無しNIPPER[saga]
2017/04/23(日) 22:15:34.01 ID:WOiyvwhxO
朱鷺田「小学生ぐらいの頃ね…私が学校から帰ってきたら……父と妹が殺されてたの。」
「強盗殺人だったわ。犯人は捕まったけど、結局捕まったところで家族は帰ってきてこないわ。」
「その後は母と祖母と一緒に暮らして…でもキミぐらいの年になる頃にはもう一人暮らしだったわ。」
金田一「……そうだったんですか。」
朱鷺田「ずっと犯人が憎かったわ。殺人をする奴なんて、大っ嫌い…」
朱鷺田「…だからこそ、あんなひどいことが出来たのね、私は。」
金田一「……センセ?」
朱鷺田「……!ご、ごめんね!いきなりこんな、暗い話始めちゃって…とにかく私、こういう家族愛とか、そういう感情が今まで薄かったのかなあ、って。勿論お母さんやお婆ちゃんには愛情込めて育てられてきたけどね!はは…」
金田一「うーん…俺はこんなこと言える立場でもないと思うけど……先生は優しい人間だと思いますよ。」
朱鷺田「え?」
金田一「俺が追試引っかかった時なんかも放課後つきっきりで勉強見てくれたり、授業だって教科書通りだけじゃない色んなこと教えてくれるし、よく生徒の相談受けてるんでしょ?こんなオレ達のこと考えてくれてる先生も珍しいっすよ」
金田一「俺は…大好きっすよ。朱鷺田先生のこと。」
朱鷺田「…金田一くん……」
金田一「それに……中々いい胸をお持ちですからね…w」
朱鷺田「…///も、もう!」
金田一「ははは……はは………」
金田一「……」くかー
朱鷺田「…もう寝付いたのね。全くこの子は……」
朱鷺田「……しばらくこのままにしておきましょっか♡」
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