【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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57: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/04/19(水) 19:32:53.99 ID:srpZoAIKo
ロット(さてと…このあたりに…)

ロット「おっと、悪いね遅くなったよキリュウ」

キリュウ「ほんとだヨ、まったくだヨ!どれだけ待たせりゃ気が済むんだヨ」


グレー色でさっきの迷い猫に比べるとだいぶ小さい猫が僕を待っていた


ロット「元はと言えば、キミがあの迷い猫と打ち解けられなかったのが原因じゃないか」

キリュウ「冗談じゃないヨ!この高尚なるワレ様がそんじょそこらの猫と仲良しこよしなんてできるわけないヨ」

ロット「確かにまあ僕が猫だとしたら、人間の言葉でしゃべる猫とは仲良くなれる気はしないね…」

キリュウ「な!ワレ様が悪いって思ってるのかヨ!」

ロット「さぁね」


この妙に饒舌にしゃべる猫こそが、残念ながら僕と行動を共にする相棒と言えるポジション、キリュウだ
タニア夫人に相棒がいるなんてタンカを切ってしまったけれど、状況的に言えば、単独行動と大差ない

キリュウ「さぁとはなんだヨ、さぁとは!」

長い間待たせていたせいか、いつもより一層機嫌が悪いみたいだ

プライドが無駄に高く、他の猫と差別化を図るためなのか、語尾に「ニャー」とかつけたりしない
代わりに「ヨ」と言うために、本人曰くそれなりに訓練したらしいが…

キリュウ「ガミガミガミ・・・!!」

ロット(しゃべる時点で差別化には大成功してるんだけどねぇ)




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