【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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◆YwfwH67PRHMh
[saga]
2017/11/23(木) 18:18:58.73 ID:4T7XpFYXo
ロット「一般的に魔法を使うって言うのは、魔力をこういった鉱石や宝石、人の手で作ったものだと、色々書いた魔導書などという『媒体』に一度蓄積させ、それを放つという事らしいです」
ロット「魔法を使えない人が使おうとするとこうなる。僕のソーダライトもただの石ころと化しました。これでは磨いて飾りにすることすらできません」
ジャック「分かっちゃいたが、あれってただ口上を覚えりゃいいってわけじゃないんだな」
ロット「はい、それこそ素質が関わる要素で、こうやって詠唱をしつつ、頭の中で、あらゆることを処理し、計算し、意識し、集中し、…僕らにはよくわからない感覚をつかむ必要があるらしいです」
ロット「素質のある人はその感覚を自然に身に着け、訓練した人では、詠唱なんかしなくても発動できる人だっています」
僕もスタット街で痛い目に合っている
ミルカ「…さっき、お兄さんが使おうとしてた魔法はどんな魔法なんですか?」
ロット「僕が唱えてた魔法は、氷の板を正面に展開して、敵の攻撃から身を守る『アイスシールド』、氷魔法を使う人なら基本中の基本らしい」
イヴ「じゃあ、キリュウさんは使えるのですか?」
ロット「キリュウに至ってはもっとすごい守る手段を何回も使えるから、もはや『アイスシールド』に用事はないよ」
イヴ「そ、そうなのですか」
ミルカ「…でも、努力すれば使えるようになるんですか?」
ロット「もちろん、僕なんかは少しだけしか練習してないからね。努力して覚えた人も数えきれないほどいるよ」
少しだけミルカさんの表情が明るくなるのに気づいた
何年か前に、魔法と言うものに憧れを持ったのは僕だって同じだ
文句を言いつつも付き合ってくれたキリュウを裏切るように
3日で投げだしたのを覚えている
ロット「でも、どれだけかかるかは分からない。シュトルベルンにある学校に通って、結局習得できなかったなんて例もあるからね」
ミルカ「そうですか……」
イヴ「そうですか…」
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