【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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415: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/11/22(水) 10:00:28.52 ID:LE2xJgeI0
ジャック「……」

ジャックさんは、娘のその言葉を聞くと少し複雑な表情を浮かべた
危険を犯してまで戦って欲しくないのか
別の意図があるのかは分からない

あと横にいるイヴが(魔法…魔法ですか)と微かに呟くのが聞こえてきた

ミルカ「もしよければ、魔法を使う上での心得みたいなものを教えてくれませんか?いつか絶対覚えようとは思ってるんですけど、何からやればいいのか分からなくて…」

ロット「ううん、僕、魔法使えないんだよ」

ミルカ「え?」

ジャック「なんだ、じゃあありゃ手品か何かか?」

ロット「えっとジャックさん。あれは僕の…仲間の魔法の力で、実は僕自身は魔法はからっきしダメなんですよ」

ジャック「そういうもんなのか。この町にも魔法なんかを使う奴はそう多くねえから、よく知らなかった」

ロット「ええ、それに魔法を使えてもそれだけで戦っていくには相当極めた人でないと難しいと聞きます」

僕はミルカの方へ視線を移しながら続けた

ロット「魔法を使うっていうのは、武器を振るう事とは違う形で体力と精神力を消耗する。無理をするとそれ以上に体に負担がかかるらしい。極めるのは剣なんかよりも断然難しい」

イヴ「そうなんですか??」

ロット「うん、そして素質も大きく関わってくる。ちょっと見てて?えーと…」

僕は、鞄から小さな石を取り出す

イヴ「そちらは?」

ロット「ソーダライトっていう鉱石さ、キリュウがぶら下げてるラピスラズリの関係者……もう残り少ないな…」







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