【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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332: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/08/16(水) 16:36:05.98 ID:INNZOixg0
グラン「リゼの奴が連れてきたんだ、ロクでなしだとしても話くらいは聞かせてやる。おいリゼ、茶入れろ」

グランはそこにあるソファーにどしんと腰を下ろし
そう構えた

リゼッタ「あいよ、じゃあちょっと聞いてやってくれよロットくん」

ロット「はい、それじゃあお伺いします」

グラン「さてな…俺がこの町のドンであるわけだ。ツカーテの事情は誰よりも知っている。そう自負しているつもりだが、同じだけ面倒事も入ってくるってもんだ」

イヴ「さっきみたいに、その、あまり良い人とは言えない人達がやはりいるのでしょうね…」

キリュウ「あんなのは可愛いもんだろヨ、まあ何かと色々あるだろうヨな、ここ」

ロット「こらキリュウ」

グラン「ああそいつの言う通りだ、だがまあ大抵の事はなんとかなる。この町にゃ腕っ節のある旅の輩は常に多くいるし、リゼがあの得物をぶん回してりゃ、小物のロクでなしはケチョンケチョンだ」

つまりさっきの可哀想な荒くれ者のような光景は珍しくないと…

グラン「そんじょそこらのロクでなしぐらいなら、俺だって一捻りにしてやるさ、なぁ坊主?」(ボキッ、ゴキッ!

そういいながら彼はなぜか僕のことを睨みつけ、手の指や首を回し、おっかない音を出す

ロット「ええ、ごもっともです。関節鳴らすのやめてもらえますか?怖いので」




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