【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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245: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/07/10(月) 23:45:27.83 ID:mdTtVDmno
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馬車は動いている
時間はそろそろ夕暮れに差し掛かる

あれからキリュウにガミガミ言われたが、例の猫缶の袋を見せたらすぐに上機嫌になった

そろそろ一息は十分だろう、本題に入ろう

ロット「イヴ」

イヴ「はい、なんでしょうか?」

ロット「これからどうするつもりだい?」

イヴ「……その、なにも」

ロット「帰るアテぐらいはあるはずだ」

イヴ「いえ、ないんです。行く当てはどこにも…」

タニア「この子、ひょっとして記憶喪失とかかしら?」

フラン「しかし、名前は覚えていたようですが」

ああ、記憶喪失ではない。名前もそうだけど、あの時騎士団に追われた理由をハッキリと認知していた

イヴ「…でも、これ以上ご迷惑をおかけするわけにはいきませんわ。どこかで下していただければ、そこからは一人で」




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