【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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208: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/05/08(月) 23:07:42.72 ID:r6Ds9ZCko
いい加減走りつかれてきたところだ
しつこいくらいの怒号が追いかけてくる
絶対に振り向きたくない

街の門まであとどれくらいだろうか

ロット「はぁ…はぁ…」

フラン「ロット様、もしよろしければ私がおとりになりますが?」

ロット「いや、無駄ですよ。フランさんがおとりになったところで、あの物量だと対して状況は変わりません」

ロット「僕たちを追いかける軍団が、貴方を追いかける大群と僕を追いかける大群に分かれるに過ぎないでしょう」

フラン「では…どうすれば、投げナイフももう底をつきました」

ちなみにフランさんの息は僕と違って乱れていない
どうなっているんだ?

ロット「せめて、一度隠れることができれば…」

フラン「でしたら私に考えがございます、次の角を右に曲がります」

ロット「え?」


曲がった刹那一瞬の出来事だった


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