【安価】探偵剣士「一目惚れをしたら冒険が始まった」
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154: ◆YwfwH67PRHMh[saga]
2017/04/26(水) 18:53:47.05 ID:awDWa1Dbo
ロット「やっぱりヒュードさん!なんでここに?」

ヒュード「よう、なんでって言われても仕事だよとしか返せねえが…お前帽子どうしたんだよ?」


この万年タバコを口にくわえてる男は、僕の知り合いのヒュード・スクヤードだった
元傭兵の雑貨屋兼情報屋…らしいが、正直僕の知り合いの中でも最も胡散臭い人物で実際は何者なのやら

ロット「帽子はちょっと、貸していてね」

いや待てよ、この人がいるのは願ったり叶ったりじゃないか?

ロット「ちょうどよかった!!実は早急に知りたいことがあるんだ」

ヒュード「ほう、こいつは珍しいな。やっと俺の頼もしさが分かってきたか?今まで面倒見てきた甲斐」


僕が幼いころからの付き合いというだけで、面倒を見てもらった事はさらさらないが
突っ込むのはまた今度にしようか


ロット「ブラット=レイ、この名に聞き覚えがないかい?」

ヒュード「ブラット=レイ?なんだ貴族か何かか?」

ロット「おそらくは…」

ヒュード「ふーむ、そうだなぁ」


ヒュードは手帳をめくり始める
どうやら外れらしい、彼が手帳を見るということは、ブラット=レイについてピンときていないということだ
普段の彼なら辞書の如くさっと、その答えが出てくる


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