ウォルター「鎮守府の執事をやれ?」【安価あり】
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299: ◆4Ow9KuSD9Y[saga]
2018/06/12(火) 19:14:03.99 ID:jw7HyV55O
そしてあろうことか軍刀を放り投げてしまう。
軍刀は深々と浜辺に刺さる。
ウォルター「貴女みたいな人は親に歯向かえないタイプでしょう、それならば親に反抗してみせましょうよ、貴女個人の願いを叶えるために」
提督「・・・無理だよ」
ウォルター「なーに、私も一度やらかしたんですよ。身勝手でしょ」
提督「けど規模が違う、私は重大なことをやらかしたんだ」
ウォルター「はははっ!私なんかは雇い主である領主に歯向かったんですよ、宿敵を倒すために私は裏切って敵陣営に就いたんです」
提督「なっ!?」ビクッ
まさかの暴露に提督は目を見開いた。
こんなにも忠実なる執事が自分の私利私欲のために領主を裏切ったというのだ。驚くことしかできない。
彼は懐かしいものを思い出すかのように話し出す。
ウォルター「最終的には私は宿敵に敗北した。だけど心はとても晴れやかな気分だった」
ウォルター「さあ、貴女の願いは何だ。死かそれとも自分の欲のために反抗するか」
提督「私は・・・」
提督は口をつぐみ、考える。
自分の選択はどちらが良いのかを必死に模索していた。
そしてようやく自分なりの答えを導きだした。
「私は、艦娘の皆と仲良く居たい!!」
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