晶葉「出来たぞ助手! 森久保クローン製造マシーンだ!」
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28: ◆qvf.IClkDc[saga]
2017/04/15(土) 19:21:12.71 ID:ILXcLw1B0
売久保「……か、開店セールで……そ、それないに安いと……お、思うんですけど、えっと……や、やっぱりそんなに安くないかも……」ボソボソ

売久保「そ、そんなに安くないって苦情を入れられたら困るので……や、安くないですよー、い、いらっしゃーい……あ、でもあんまりお客さんが来ちゃうといっぱいいっぱいになっちゃうので……い、いらっしゃってほしくなーい、来てもあんまりいい物はないんですけどー……」ボソボソ

晶葉「全く買う気がしないな。彼女には商才はないらしい」

P「まあ、とりあえずちょっと行ってみるよ」

ツカツカツカ

P「儲かってるか乃々?」

売久保「ぼ、ぼちぼちなんですけど……」

売久保「あ、お客さんさん……えっと、もしよかったら、何か買ってくれたら、嬉しかったり……」

P「そうさせてもらうよ」

P「どれどれ……この歯ブラシは?」

売久保「それ、私が使った歯ブラシなんですけど……」

P「……じゃあ、こっちの割り箸は?」

売久保「それも私が使った……」

P「この下着上下セットは?」

売久保「……っ」カァァ

売久保「そ、それも……そ、その……わ、私がさっきまで着けてたやつなんですけど……」モジモジ

P「なにこの店。全部、乃々の中古品ってわけか?」

売久保「は、はい……ぜ、全部100円ですけど」

P「あのなぁ……」ハァ

売久保「うぅ……そ、そうですよね。いくら安くても誰も私の中古品なんて欲しがらないですよね……も、もう売久保店を畳んで、お家に帰ります……」カタヅケ

P「――全部買おう」

売久保「えっ」

P「ここに並んでる商品、全部俺が買う」

P「並んでる物以外に、まだ何かあるのか?」

売久保「え? え、えっと……わ、私が小学生の頃に使ってた教科書とか、水着とか……い、いくら何でも売れるはずないものがありますけど……」

P「全部だ。売久保ォ!! そいつを全部寄越せェェェ!!!」

売久保「あ、はい。じゃあ……ま、まいどあーりぃー」


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