62:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 20:08:36.80 ID:T8bVDrVy0
ああ、もう。にこっちのことはわかったから。
足を止める。
えりちが数歩前を歩く。
63:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 20:09:09.86 ID:T8bVDrVy0
「わしわしMAX!!」
「ちょおおおぉぉ!」
えりちの背中に顔を埋める。がっちり胸を掴んで離さない。
64:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 20:09:36.99 ID:T8bVDrVy0
えりちがプンスカ何か言っているが、聞こえてこない。
あかんなぁ。あかんわ。
これが恋かぁ。
65:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 20:10:09.70 ID:T8bVDrVy0
終わり
66:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 23:12:29.98 ID:Ja0bhOstO
乙女やんね
67:名無しNIPPER[saga]
2017/04/15(土) 23:49:13.54 ID:T8bVDrVy0
『洗面室』
68:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 23:49:49.38 ID:T8bVDrVy0
希は洗面室で服を脱いでいる。
お風呂は先にいただいたから、私はおとなしく待っている。
亜里沙に今日は止まっていくと連絡したら、希のところだとすぐ見抜かれた。
69:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 23:50:18.24 ID:T8bVDrVy0
洗面室に向かい、そこにある洗面台で化粧を落とす。
音を聞くために。
メイク落としを顔に広げてなじませる。
70:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 23:50:43.64 ID:T8bVDrVy0
自分の歯ブラシを取り出して、歯磨き粉を探す。
わずかにタオルが擦れる音が聞こえる。
「希〜。歯磨き粉がもうないんだけど〜。」
71:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 23:51:14.12 ID:T8bVDrVy0
「え〜。後で買いに行くから、頑張って絞り出して。」
言われることはわかっていたのですでに歯磨き粉を絞ってある。
シャコシャコと鳴らせながら洗濯カゴを見つめる。
72:名無しNIPPER[sage]
2017/04/15(土) 23:51:40.15 ID:T8bVDrVy0
でも本当はもう決めている。視界に入った時に。
希が湯船に入るのがわかった。気の抜けた声も聞こえてくる。
口をゆすぐ。
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