384:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 22:21:51.79 ID:8DgURIdx0
終わり
385:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:30:47.17 ID:kjXrnI0AO
切ないようなそれでいて幸せなような
386:名無しNIPPER[saga]
2017/05/20(土) 23:46:25.91 ID:8DgURIdx0
『夢見心地』
387:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:47:06.69 ID:8DgURIdx0
私、犯人わかっちゃったかも。
この使用人が犯人よ。私の直感がそう言っているわ。
ロシアン探偵エリーチカ、冴えているわね。
388:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:47:39.89 ID:8DgURIdx0
「えりち〜。それ明日でええやん。寝よ?」
手を払いながら頭を振る。
確証が得られるまでは寝られないわ。
389:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:48:23.87 ID:8DgURIdx0
目にかざされた手を掴んで自分の胸元に固定する。
「ね〜。わしわししていい?」
「だめよ。」
390:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:48:52.29 ID:8DgURIdx0
「今ちょっと寝てた。」
力の抜けた手が頭を撫でる。
後三十分だから、そしたら寝るから。
391:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:49:30.91 ID:8DgURIdx0
「えりち〜。なぁ。寝ちゃうよ〜。」
「もうちょっと。」
寝ぼけた指が私の唇をこする。
392:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:50:01.65 ID:8DgURIdx0
「えりち〜。」
私の名前を呼ぶ、か細い声が聞こえる。
うす暗い部屋だと尚更怖い。
393:名無しNIPPER[sage]
2017/05/20(土) 23:50:42.43 ID:8DgURIdx0
指で優しく撫ぜられる。
口をいじる指を咥える。
少ししょっぱい。そっと抜いてシャツで拭く。
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