309:名無しNIPPER[sage]
2017/05/02(火) 23:29:30.07 ID:hjdG9h0y0
ペチペチと絢瀬さんの手が東條さんの太ももでリズムをとる。
足でも彼女を上げては落としてリズムを作る。
ガタガタと揺らされる東條さんは怒ったようなそぶりをするが、楽しそうな声だ。
310:名無しNIPPER[sage]
2017/05/02(火) 23:30:05.32 ID:hjdG9h0y0
東條さんが腕を後ろに回して絢瀬さんの首を捉えると、自身の頭に重なるように引きつける。
シルエットしか見えないけど、多分、自分のくちもとに絢瀬さんの耳が来るようにしたのね。
さっきまでの騒ぎようが嘘のように静かになる。
311:名無しNIPPER[sage]
2017/05/02(火) 23:30:41.18 ID:hjdG9h0y0
もうすぐ授業が始まってしまう。知らせた方が良いのかもしれない。
だけどもしかして、もしかするかもしれない。だから誰も忠告できない。
バッと一思いにカーテンをまくってやりたい。
312:名無しNIPPER[sage]
2017/05/02(火) 23:31:13.08 ID:hjdG9h0y0
キスとかしてたりしそうだもん。あの二人が。
あれだけ美人だとレズでもあまり嫌悪感を抱かないわね。
むしろ恋のライバルにはならないし安心。嫉妬することもない。
313:名無しNIPPER[sage]
2017/05/02(火) 23:31:48.73 ID:hjdG9h0y0
授業開始のチャイムがなる。
彼女たちが花園を飛び出して自分の席に急ぐ。
窓際の席の主人は苦笑いで席に着く。あの席、勝手に使っていたんだ。
314:名無しNIPPER[sage]
2017/05/02(火) 23:32:27.02 ID:hjdG9h0y0
終わり
315:名無しNIPPER[sage]
2017/05/02(火) 23:39:21.50 ID:l5YA/p+UO
えりちはカーテンで隠せてると思ってて
のんたんは全部わかっててやってそう
316:名無しNIPPER[sage]
2017/05/03(水) 09:26:30.27 ID:5Ali7izl0
良いっす
あぁ良いっす
317:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 21:43:07.44 ID:gn5FMjDk0
『キスマーク』
318:名無しNIPPER[sage]
2017/05/04(木) 21:43:38.91 ID:gn5FMjDk0
昨日のウチはイラついていた。
確かに彼女の顔は整っているし、女子校の中では恋愛感情を抱かれることもあるみたい。
えりちも真面目な態度で接してはいるが、得意げな表情で癪にさわる。
319:名無しNIPPER[sage]
2017/05/04(木) 21:44:40.76 ID:gn5FMjDk0
もっとウチの機嫌を損ねたのは最近現れた積極的な後輩ちゃん。
どこからかえりちの連絡先を入手し、今度一緒に遊びに行くという。
えりちがペラペラ喋ってしまうから全部筒抜けなのだが、それが余計にウチを苦しませた。
435Res/118.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20