251:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:25:33.90 ID:VTVQ2FX/0
みんなとっても喜ぶし、相手の頬を赤く染めるのは楽しかった。
さらに、ポッキーはチョコと勝利の蜜を与えてくれる。
あくることなくポッキーを買ってくる彼女たち。
252:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:26:02.44 ID:VTVQ2FX/0
向かう所敵なしの私は当然、部活にポッキーを持って行った。
一年生は咥えたポッキーを相手の口に当てただけで降参した。
真姫はトマトになっていた。
253:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:26:30.28 ID:VTVQ2FX/0
にこは感謝の言葉責めで撃破。
「〇〇の〜なところ好きよ。」は数々の戦いで編み出した必殺技なのであった。
後輩たちは私に対する敬意を再確認したようだった。
254:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:27:10.82 ID:VTVQ2FX/0
残るはラスボス。ミーティングが終わった後、仕掛けた。
ポッキーを隠し持ち、対面座位になるように彼女の膝に座る。
すでに勝負は決まったも同然だ。
255:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:27:40.51 ID:VTVQ2FX/0
「え〜。普通に嫌やな〜。」
いきなり心を折りにくるパンチが入る。そこまで言うことないじゃない。
希が腰を支えてくれないから落ちないように肩を掴む。
256:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:28:43.75 ID:VTVQ2FX/0
強硬手段ね。強引に片手を首にかけて抱きしめ、もう片方の手でポッキーの箱を取り出す。
希を抱きしめて安定性を保ったまま袋を破り一本引き抜く。
箱と袋はふんふん言っている花陽に渡した。
257:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:29:15.49 ID:VTVQ2FX/0
照れているのか困り顔の彼女。
意外と弱いかも知れないわね。
「んほひ」
258:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:34:01.10 ID:VTVQ2FX/0
このままではポッキーがふやけてしまうわ。
彼女の頬に手を添える。グイグイとこちらを向かせようとする。
ポッキーの端を口元に寄せる。んむー。
259:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:35:06.45 ID:VTVQ2FX/0
ぽりぽりと食べ進める。すぐに鼻が当たりそうになる。
嫌に緊張した。私なにやっているんだろうって。
唇にポッキーを当てたまま、動けなくなる。
260:名無しNIPPER[sage]
2017/04/29(土) 18:35:36.78 ID:VTVQ2FX/0
コツンと頭をぶつける。相手の目を直視できない。
「ごめんなさい。」
「だから嫌だって言ったのに。」
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