184:名無しNIPPER[sage saga]
2017/10/21(土) 01:29:51.88 ID:+wWQUoMO0
私と大井さんの間に隔たれていた心の壁が、やっと少し崩されてきた頃の話。
球磨さんの剥き出しの警戒心も落ち着いて、北上さんと廊下ですれ違えば、にやにやと笑顔で挨拶するようになり始めた、みんな私との距離感を探り始めた時の話。
実はこの鎮守府さ、全滅するかしないかの瀬戸際に立ってたことがあったんだよ。
どう足掻いても誰かが死んじゃうし、どう艦隊を編成したって死は免れられない。
鎮守府を起点に、一定の防衛ラインを組んで、交代しつつ守るっていうマニュアルだってあるけど、それも通用しない。
ほんとに八方ふさがり。それを大井さんやみんなが知っているかどうかは、知らないけどね、確実に、この鎮守府は危機に陥った。
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