286: ◆FlW2v5zETA[saga]
2017/12/18(月) 02:37:32.31 ID:wEtnk3+rO
異動の話が来たのは、それから2ヶ月後。
当時の提督は、その話をしてきた時「守ってやれなくてすまない。」と頭を下げて来た。謝る事なんて何も無いのに。
後で知ったけど、その後他の『衣笠』の適合者があそこに着任したらしいね。
……穴埋めは必要だよ、うん。
異動先の鎮守府には、翌月の引っ越し前に挨拶に行った。
どんな人だろ?…へぇ、この人私と同じ匂いがするね。
気 に 入 っ ち ゃ っ た 。
いつか『加えてもいい』かもしれないね。
その後の4月だね。
私がコレクションじゃなく、そこにいたいと思ったあの子に会ったのは。
ふふ…でもね、私はよくばりなんだ。だから考えたの。
どっちも何かしらの形で手に入れる、一番の方法を。
それがうまく行けば、私はやっと……
557Res/457.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20