雪ノ下「Twitterを始めたのだけれど」
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197:カマクラ ◆2TFCMwLdkopd[sage]
2017/04/15(土) 22:24:29.88 ID:lhTJbIx+0
八幡「由比ヶ浜!、雪ノ下…お前ら…」

由比ヶ浜「ヒッキーが部室来るの遅いから、まだ教室に残ってるのかなと思って、ゆきのんと探してたの」

雪ノ下「遅刻とは随分悠長ね、比企谷君」

八幡「それどころじゃねぇ、犯人がわかった…成りすましてたのは戸部だ…!」

由比ヶ浜「えっ……戸部っちが…?そんな…ヒッキーそれ…ホントなの?」

八幡「細かい説明は後だ…今はとにかく戸部を捕まえるのが先だ」

雪ノ下「…やはりあの写真に写っている人の中に、犯人が居たのね…」

八幡「あぁ、お前の推測は間違ってなかった…早くサッカー部のところへ…」

由比ヶ浜「待ってよ……2人とも……写真って何?、最初から疑ってたってどういう事…?戸部っちの事?どうして?」

雪ノ下「…そういう訳では無いわ由比ヶ浜さん、ただ犯人は葉山君のグループに居る人である可能性が高いと言っただけよ…」

由比ヶ浜「アタシそんなの聞いてないよ!!……どうして黙ってたの…?なんで話してくれなかったの!?」

雪ノ下「由比ヶ浜さん、落ち着いて、これには理由が」

八幡「いや、いい、雪ノ下。俺から説明する。…由比ヶ浜…これは」

由比ヶ浜「2人してなんで!?なんで言ってくれなかったの!?ヒッキー、言ってくれたじゃん!奉仕部の仲間だって…友達だって…なんで………アタシの事も、疑ってたの…?」

雪ノ下「それは絶対に無いわ、由比ヶ浜さん」

八幡「由比ヶ浜、信じてくれ俺たちはただ…」

由比ヶ浜「…………ッ」

ダッ

雪ノ下「由比ヶ浜さん!!」

八幡「…………ッ!!」

ダッ

八幡「待てよ!由比ヶ浜!」

由比ヶ浜「来ないでっ!!」

八幡「………」

由比ヶ浜「来ないでよ………ッ、………ごめん…」


ーーそう言って走り出した由比ヶ浜の頬に、涙が伝っていた…泣かせたのは俺だ。

それでも、動かないこの脚を……追いかける事のできない自分を…

今はただ、恥じるしかなかった

最低だ、俺は…

裏切ってしまったんだ、彼女の、信頼をーー








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