525:名無しNIPPER[saga]
2017/12/08(金) 21:21:58.08 ID:t9qAKjiVO
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解説『遅い。誰も守備につかないで何してんだよ』
実況『ただいま入った情報によりますと、どうやらあれが始まるようです』
解説『あ、あれが!?』
勇者「何が始まるんだ?」
ブキヤ「ショニーズ野球ではイニングの合間に何度かファンサービスが入る」
勇者「へえ。そんなのあるのか」
ブキヤ「今日は事情が事情なだけにできないと思っていた。マネージャーや事務所の人間に相談したいところだったが、謎の食中毒に倒れてしまった」
武闘家「……」
魔法使い「そっちにも手を出してたの!?」
ブキヤ「しかしせっかく来てくれたお客様を退屈させて帰らせたくない。君たちも協力してほしい」
戦士「まあこんな退屈な試合しちゃっている以上責任感じるしね」
魔法使い「いやそもそも僕らのせいだから」
武闘家「空気を変えるためにも必要か」
僧侶「なるほど。そして怪我人の治療の時間も稼げる一石二鳥というわけか」
遊び人「なになに?何やるの?」
ブキヤ「一番簡単なパターンだ。サインボールを客席に投げ入れてプレゼントする」
魔法使い「ええ……」
勇者「それなら俺たちでもできそうだな」
魔法使い「でもショニーズを見に来たお客さん、僕らのサインボールなんか欲しがるかな」
遊び人「いいじゃん。やろうよ」
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