勇者「スライムですら倒すのに6ターンかかるおれって」
1- 20
60:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 21:17:59.15 ID:C7ppeBW/0
侍「どうしますか、勇者さん」

勇者「勿論、大丈夫です。それに、僕達は二人だけなので戦略に幅が欲しいと思っていたところなんです。」

侍「でも、角娘さんは新月の晩になると暴れだすんですよ?それに、老魔法使いさんですら押さえ込むのに深手をおったのに。」

勇者「構いません。何とかしますよ。それに、困った人を助けるのは勇者の務めですから。」

侍「…。」

勇者「…。」

侍「…ハァ。勇者さんならそういうと思ってました。そうですね、人一人助けられずして何が魔王討伐ですか!」

老魔法使い「おお。引き受けてくれるか!良かった。それだけ解れば儂に心残りはもうない。」

勇者「では、私は一度街に帰って、事の顛末を町の人に報告してきます。女侍さんはここで待っていてください。」

侍「わかりました。」

ドア<バタン

女勇者ー困った人を助けるのは勇者として当たり前でしょ。魔法使い君。ー

老魔法使い「困った人を助けるのは勇者の務め…か。」

侍「どうかしたのですか?」

老魔法使い「いや、何でもない。そういえば、お主の瞳の色にその服装、ここら辺ではあまり見掛けんの。」

侍「それは私が東方の生まれだからです。ワノクニという極東から来たんですよ。」

老魔法使い「なるほど…。言葉遣いや、立ち振舞いが洗練されておる。向こうでは名家の生まれだったのか?」

侍「ええ…、まあ…、そうですね…。」

老魔法使い「そうか。」
(あまり自分の詳しい生まれについては触れてほしくないらしいの…。)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
142Res/91.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice