勇者「スライムですら倒すのに6ターンかかるおれって」
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36:名無しNIPPER[saga]
2017/04/09(日) 13:20:40.77 ID:z2py4FUm0
〜街・出立〜
兵士長「街を救ってもらって感謝の言葉も無い。二人の旅に軍神の加護があらんことを…。」

侍「救ったなんて大袈裟な。私『達』勇者パーティーがすべきことをしたまでです。」

勇者「食料までいただいて大助かりです。それに、そんなに畏まらないでください。いつも通りでいいですよ。」

兵士長「そうかぁ?すまんな、なにぶん平民上がりでよ。まあ、この街は貿易でそこそこ栄えてんだ。食料のことは気にすんな」

勇者「それでは」

侍「さようなら」フリフリ

兵士長「おう!またな!」

………………………………

侍「仲間になってついてきたはいいんですけど、次に行くアテとかはあるんですか?」

勇者「そうですね…。元々行く予定だったのですが、緑の街へ行こうと思います。ここからも2日程と距離ですし」

侍「緑の街?一度立ち寄ったことはありますが、あそこは森とそれで暮らしている木こりしかいませんよ?」

勇者「あそこには先代の勇者パーティーの魔法使いがいます。」

侍「え?でも確か前の勇者が魔王と雌雄を決したのはもう100年以上も前のことですよ?まだ存命なんでしょうか?」

勇者「体は弱っているらしいですが、その叡知は健在だと聞きます。仲間になってくれないまでも、その魔法力の恩恵に少しでもあやかりたいとおもいまして。」

侍「なるほど、私達二人とも物理要員ですもんね。魔法攻撃の手段も無いとキツいですよね。」

勇者「ということで、次の目的地は緑の街です。少しでも強くなりながら先を急ぎましょう?」

侍「おー!」


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