勇者「スライムですら倒すのに6ターンかかるおれって」
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24:名無しNIPPER[saga]
2017/04/08(土) 00:28:02.23 ID:e5qzaWrB0
〜夜〜
兵士F「今日はひどい戦いだったなー」

兵士G「あぁ、街が落ちてもおかしく無いくらいの戦いだった」

兵士E「それにあの騎士!べらぼうに強かったな」

兵士F「そんなヤツを退けるなんて流石勇者一行だ」

兵士G「ああ、全くだ。でもそれにしちゃ姿が見えないが」

〜宿〜

侍「大丈夫でしょうか…」ウロウロ

ドア<ガチャ

薬師「勇者さんの容態なんですが…」

侍「無事なんですか?」

薬師「いやぁ、ほとんど手を施せない状態でして」

侍「え…、ウソ…、嫌ですよそんなの…認めません」

薬師「運びこまれた時点で既に…、一応応急手当は施しましたが…。」

侍「ふぇ」じわぁ

薬師「全くなにもしなくても大丈夫でした」

侍「へ?」

薬師「いやぁ〜何にもしなくてもどんどん傷が治って行くんですよ?あれはすごかったなぁー。あ、もうそろそろめを覚ます頃だと思います」

侍「よ、良かったぁ〜。」ペタン

薬師「では、私は他の兵士の治療があるので…。」

ドア<バタン

侍「そうだ、勇者さんは?」

ドア<ガチャ

勇者「おはようございます…?」

侍「すみませんでしたッ!」

勇者「え?」

侍「私を庇ったせいで深手を負ってしまって…」

勇者「あー、えーと庇ったのは僕がやったことですから、責任は僕にあります。謝る必要はありませんよ。」

侍「いいえ、私が奴をアンデットだと気づいていればあんなに深手を負うことには…」

勇者「僕は昔からケガの治りは早いんです。数少ない取り柄の1つで、だからどうかケガのことは気にしないでください。」

スイマセンデシタワタノセイデスイエイエオキニナサラズイエイエワタシノセイデスイエイエイエイエ…

兵士長「なに漫才やってんだお前さんたち?先勝記念の宴があるんだ。はやくこいよ。今日の立役者二人が居ないと盛り上がりにも欠けちまう。」

勇者「さ、宴もあることですしこのはなしはここまでにしましょう?ね?」

侍「なんだかうまい具合に煙に巻かれた気がします」


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