勇者「スライムですら倒すのに6ターンかかるおれって」
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118:名無しNIPPER[saga]
2017/05/27(土) 17:54:51.68 ID:7RnCe7sKO
勇者「光の巫女…とは?」

侍「倭国初代大君の娘のことです。国を鬼道によって導き、倭国はそのためにどこの属国にもならずにすんだとか。」

首領「だから、皇族であるそこの嬢ちゃんは光の巫女の血族ってワケだ。」

勇者「なるほど…。では何故悲願に光の巫女の血が必要なのですか?」

祈祷師「そこの壁の文字に有ろう。…その壁は何代かまえの首領が作ったレプリカで、本物は魔界と人間界を隔てる壁の一部なんじゃが…、神に奉じられし者、と。」

角娘「どういうこと?」

首領「光の巫女は、その最期、国の将来の為にその身を神に捧げ、倭国に祝福をもたらしたという…。」

勇者「なるほど、預言にある神に奉じられし者とは、光の巫女をさすということですね。」

祈祷師「少なくとも妾達はそう考えておる。そして、光の巫女の力を覚醒させる為には三つの条件が必要での。見たところ、全て満たしてそうじゃが…。巫女の血を汲むこと、善人であること、そして、乙女であること…、ようは処女ってことじゃな。」

侍「なっ…。わ、わた、わたしは…。」カァァ

首領「もっと言い方って物があるだろババ様よ。だから年寄りって言われるんだぜ。」

祈祷師「落雷呪。」

首領「ウオッ」ビリビリ

祈祷師「じゃが、今し方お主の目をみて、行く末を占ったところ、光の巫女はお前に預けておいたほうが良さそうじゃとわかっての。そういうワケじゃから、」

勇者「はい、ありがとうございました…。」
(にしても…)

角娘「…。」ツンツン

首領「 」

侍「し、し、処、処女…。」バタバタ

勇者(死屍累々って感じですね。恐るべし、里の長…。)








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