勇者「スライムですら倒すのに6ターンかかるおれって」
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103:名無しNIPPER[saga]
2017/05/20(土) 21:05:57.92 ID:SLo0mVA2O
〜教団の里〜

角娘「こっち。」

勇者「こんな大きな村落がよく隠せますね。」

侍「でも全く存在を感じませんでしたよ。」

角娘「探知阻害の魔法も張ってるから」

勇者「そういえば、何となく薄靄がかかっている気も…。」

侍「そうですか?私にはさっぱり。」

角娘「砂漠の熱による屈折も利用してるから、」

勇者「なるほど。」

侍「…。近づいてきましたよ。そろそろですね。」

勇者「ええ、恐らく最も激しい戦いになるでしょう。」

角娘「…、やはりやめたほうが…。」

侍「乗りかかった舟です。難破しようが、沈没しようが、最後まで一緒ですよ。」

角娘「うん。」

勇者「さ、僕が先陣を切ります。」

角娘「待って、中には争いとは無縁の只の砂の民もいる。」

勇者「!そうなんですか。てっきり全員がそういう仕事を生業にしているのかと。」

角娘「うん。集団の長が暗殺者というだけ。」

侍「では、一度武器をしまい、長とやらの元へいきましょうか。」

勇者「では、今度こそ。」

侍「ええ」

角娘「…」コクリ



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