85: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/26(水) 23:36:43.22 ID:GFaK/v4+0
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〜ガンツの部屋〜
――ジジジジジ
「……」キョロキョロ
真姫「…久しぶりね。まあ、絵里にとっては会ったばかりだと思うけど」
絵里「…なるほど、私は死んでいたのね。あれからどのくらい経ったの?」
凛「ええっと……二か月ちょっとくらいかな? 見ての通り、あのミッションで生き残ったのは、この三人だったんだ」
絵里「えっ!? 海未と穂乃果も死んでいるの!!? …だったら二人のどちらかを優先して生き返らせるべきじゃ――」
真姫「穂乃果に関しては本人の意向よ。即戦力で考えれば海未になるけれど、今のメンバー的に相性が悪いのよ」
凛「近距離でも中距離でも強いのが絵里ちゃんだからね」
真姫「……まぁ、絵里を選んだ本人はそんな事考えていなかったと思うけど」
絵里「…え? 真姫が再生してくれたんじゃないの?」
真姫「残念ながら私と凛は今回100点まで届かなかったのよ」
「今回は私が100点に到達してたので、絵里さんを選びました!」
絵里「…へぇ、希か花陽を選ばなかったのは意外ね?」
「……私も迷ったんですけど、花陽さんは凛さんが、希さんは絵里さんが生き返らせてくれると思いまして」
凛「かよちんに早く会いたいのは山々なんだけど…次のミッションでも生き残る為には絵里ちゃんが必要なんだにゃ」
真姫「そういう事だから、次からキッチリ働いてもらうから。あと、薬品の調達もよろしく」
絵里「…ええ、このエリーチカに任せなさい」
絵里「それと、私を生き返らせてくれて感謝するわ……“千歌”」ニコッ
千歌「……へへっ///」
真姫「…千歌、話は変わるんだけどさ」
千歌「何ですか?」
真姫「ミッションが終わる前、曜に名前を聞かれていたじゃない? あの時どうして教えてあげなかったの?」
凛「そう言えばそうだよ! なんか、ほとんどバレてたみたいだし……打ち明けても良かったんじゃないかにゃ?」
千歌「……いいんですよ」
千歌「あそこで打ち明けたところで、私は曜ちゃんの知っている“千歌”とは別人。曜ちゃんにとって“高海千歌”の存在はとても大きいみたいで…とてもその代わりになれそうにありませんでした」アハハ…
真姫「…代わりねぇ」
千歌「それに、今の私にはここでやるべき事が残っていますし」
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