83: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/26(水) 22:02:42.48 ID:GFaK/v4+0
画面が切り替わる
100点メニュー
1.記憶を消されて解放される
2.より強力な武器を与えられる
3.メモリーの中から人間を再生する
聖良「凄い……本当にこの中から選べるんですね」
曜「……色々考えたんだけどさ」
曜「毎晩悪夢にうなされるのは辛いし、いつ終わるか分からない命懸けの戦いを続けるのは正直言って嫌だ」
曜「……でも、私は約束したんだよ。千歌ちゃんが殺してしまった、千歌ちゃんの大切な人達を生き返らせるって。これはどうしてもやり遂げたい、誰かに任せっきりにしたくないんだよ」
理亞「だとしても、この先も悪夢を見続けるかもしれないのに……曜さんの心は耐えられるの?」
曜「…それは、自力で乗り越えていくしか――」
梨子「それは違う、一人で乗り越える必要はないよ!!」
曜「…梨子ちゃん?」
善子「リリーの言う通りよ! そもそもどうして最初から私達に相談してくれなかったの!?」
梨子「私達じゃ千歌さんの代わりになれない事は分かっている…それでも、曜さんの力になりたかった……大事な友達だと思っていたからっ!!」
梨子「日に日に病んでいく曜ちゃんをただ見ている事しか出来なかった自分が……情けなかったし、悔しかった……っ!」ポロポロ
曜「……ごめんね、相談するべきだとは思っていたんだけれど……どこから話せばいいか整理出来なかったんだ」
曜「――…本当に馬鹿だよね? こんなに素敵な仲間が近くにいるのに、勝手に抱え込んで、気を狂わせたんだもん……バカ曜だよ」
理亞「全く…あの時の曜さんは冗談抜きで怖かったわ……」ブルブル
曜「あはは…」
曜「まぁ、夢については自力で何とかするしかないと思うよ。…でも、少しでも辛くなったら……その時は相談に乗ってくれると嬉しいな」ニコッ
梨子「……うん! いつでも頼ってね!!」
善子「24時間365日受け付けるわ!!」
曜「ふふ、それなら安心できるね」
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