80: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/26(水) 21:58:03.76 ID:GFaK/v4+0
――少女は、にやりと微笑んだ
直前まで斬りかかる体勢を取っていたが、急に体を横にひねる
同時に、背後からレーザーアンカーが飛び込んできた
曜が死角からYガンを発射したのだ
回避不能なギリギリのタイミング
星人を完全に拘束し、その場に固定した
曜「聖良ちゃーん!! トドメ、お願いできる?」
聖良「……え? 私です…か……??」
曜「うん、その銃でズドンってやっちゃって?」ニヤッ
聖良「――了解です! 任せてください!!」ギョーン!ギョーン!ギョーン!
――ズドドドン!!!
曜「――…よしっ! これで終わったね」
高坂「タイミングばっちりだったよ! 流石曜ちゃん♪」…スッ
曜「…へへ、ありがとう!! 高坂さんもカッコよかったよ♪」
パチンっとハイタッチを交わす二人
その姿を見ていて聖良は安堵の表情を浮かべていた
聖良「高坂さん……リーダーを…曜さんを救ってくれて、ありがとうございます」ウルウル
高坂「救うだなんて大げさだよ、曜ちゃんは自力で戻って来てくれた」
真姫「ったく、来るのが遅いのよ。もう少し早く来れなかったわけ?」
高坂「これでも大急ぎで……ええ!? 真姫さんその腕で戦っていたんですか!!?」
真姫「こんなの大したケガじゃないわ。両腕失っても戦い続ける人に比べたらね」
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