54: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/09(日) 16:19:15.20 ID:MA+i/lvT0
理亞「高坂さん、大丈夫ですか!?」
高坂「平気だよ…」
聖良「どうやら曜さんは、高坂さんの事をチカさんだと思い込んでいるみたいですね…更にこれを夢だとも思っている」
高坂「聖良さん、この武器渡すね?」
高坂はZガンを渡し、ホルスターからガンツソードを展開させた
聖良「へ? いや、でも……」
高坂「あの様子だと、曜ちゃんは星人に操られているんだと思う。昔、そんな能力を使う星人に操られた仲間があんな感じになっていた」
高坂「多分、今回の星人はもう残り少ない。倒し切れば転送が始まって、曜ちゃんはあのまま部屋に帰る事になっちゃう」
高坂「だから、二人には制限時間ギリギリまで星人を全滅させないようにして欲しい。それまでに、私が曜ちゃんを取り戻す」
理亞「取り戻すって…そんな短時間で出来るの? 今の曜さんに言葉が届くとはとても……」
高坂「やり方は戦いながら考える。だから……だから、私に時間を頂戴!!」
聖良「…レーダーを見る限り、残りは梨子さん達が向かったホテル方面の星人だけ。しかも残りは一体……急がないと終わってしまうわ」
理亞「…ごめんなさい、本当なら同じ部屋のメンバーである私達が解決すべき問題なのに……初めて会った高坂さんに押し付けてしまって……」
高坂「…いいの。それに、まるっきり関係ないわけではないし……」
理亞「…え?」
曜「ぷはぁ!! 結構吹っ飛んだねえ!!! ビックリ、ビックリ♪」
高坂「さあ行って!! 後は任せて!!!」
鹿角姉妹はホテル方向へ走り出す
それを見送った高坂は、曜の方へ振り返る
高坂「……二人きりになったね、曜ちゃん?」
曜「……」ニコッ
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