33: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/05(水) 00:36:39.60 ID:IftRMT510
星人の斬り裂き攻撃の回避は不可能と判断した聖良は、右腕で防御の態勢を取った
…ただ、星人の攻撃が聖良に届く事は無かった
――ズドン!!
――見えない何かが星人を押しつぶしたのだ
先ほどまで星人がいた場所には大きな円形の窪みと血の池が出来ていた
聖良「はぁ…はぁっ……?」
「――…不意打ちに対する反応は良かったね。でも、爪での攻撃を腕で防御しようとしたのはちょっとね……」
星人が飛び出してきた場所から誰かが歩いてきた
その手には鹿角姉妹はまだ見た事の無い、黒い大きな武器が握られていた
…Zガンである
「スーツの防御力を過信しちゃダメ。星人の攻撃は基本的に回避一択、防御するなら必ず武器を使わないと」
聖良「な、なるほど……」
理亞「え…私達と同じスーツ!?」
「……やっぱり今回は静岡チームと合同ミッションなんだね。メンバーはあなた達しかいないの?」
聖良「い、いえ、他にも三人います。範囲が広いですから手分けして殲滅に当たっていますが……」
「…そっか、三人しかいないんだ……」
聖良「あの…助けて頂いてありがとうございます。私の名前は鹿角 聖良です。こっちは妹の理亞です」
理亞「理亞です」ペコリ
「聖良さんと理亞さんだね。私は東京のチームの……」
理亞「……?」
高坂「……東京チームの“高坂”だよ。短い間だと思うけどよろしくね?」ニコ
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