28: ◆ddl1yAxPyU[saga]
2017/04/05(水) 00:29:30.61 ID:IftRMT510
――――――――
聖良「理亞!! どうしてあんな事言ったの!!? これまでだって曜さんのおかげで私達は生き残れた!! なのに、あなたはっ!!!」
理亞「…だって、こうでも言わないと曜さんは解放を選ばないでしょ?」
理亞「曜さんには本当に感謝しているし、この先も一緒に居て欲しい。でも今の曜さんじゃ、近い将来間違いなくミッション中に死ぬ。…いや、下手したら自殺する可能性だってある」
理亞「曜さんが死ぬのなんて絶対に嫌。それが回避されるなら、私はいくらでも汚れ役だって引き受ける」
梨子「ごめんね…理亞ちゃん。本当なら私達がなんとかするべき事なのに……」
理亞「いいですよ…曜さんが解放されれば、今は憎まれたとしても忘れてくれますから」ニコッ
善子「私達が曜さんに出来る事って…無いの?」
聖良「厳しい…でしょうね。恐らく、今の曜さんは梨子さんと善子さんだけではなく、仲のいい二人組が目に入るだけで精神的ダメージが入っていると思います」
善子「……」
聖良「こればっかりはどうしようもありませんよ…やはり記憶が消せるなら、そうするべきだと思います」
梨子「……曜ちゃん」
今夜の訓練は中止
曜と他のメンバーの雰囲気は改善されないまま時間は過ぎていった
そして――
101Res/91.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20