士郎「……俺は、偽物なんだ」
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121: ◆026JPAkZvkOC[saga]
2017/07/31(月) 23:08:38.31 ID:QHGpUkZY0
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「ウオ■ォ……■■オォ……」
月に向かい、その者は吠える。辺りに飛び散った真紅の液体には目も向けず、ただ拳を振るう。

「クス……クスクス……」
地に目を向け、その者は笑う。喜びと哀しみを一緒くたにしたようなその仮面の下で、ただただ"何か"を見つめる。

その両者は狂気に包まれながら、まるで何かを探しているようで。
失ってしまったものを、■■■いた何かを追い求めているようで。


夜が明け、朝日が昇る。
狂気に満ちた二人は姿を消し、血だらけの"何か"だけが後に残されていた。


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