園田海未「私、園田海未は、高坂穂乃果と南ことりを愛しています」
1- 20
13: ◆N2ciT2iELQ[sage]
2017/03/30(木) 17:38:54.09 ID:y4VgxIfx0
ヒグ…ヒック

海未(…泣き声?)

海未がかすかな泣き声をする方に顔を向けると、毛布に顔をうずめたことりの頭があった。

海未「……ことり?」

ことり「!」ビクッ

海未(怯えている…?)

ここ数日、のぼせてぼうっとすることが多かった海未の頭だが、今は非常にすっきりしていた。

海未「ことり」

だから、目の前にいる大切な親友に対して、慰める為に抱きしめるというのは極めて自然な行動だった。

海未(おおかた、怖い夢でも見たのでしょう)

海未「私はここにいますよ。大丈夫ですよ」ギュッ

ことり「ひっ! やめて!! もう酷いことしないで!!!」

それは海未自身に対する抵抗だった。しかし海未はそれを理解せず、安心させるためにますます力強くことりを抱きしめる。

海未「大丈夫です。大丈夫ですよ」

ことりは海未を引き剥がそうと、必死で海未の肩をつかむ。ことりの爪が海未の肩に食い込む。

海未「っ!」ビクッ

海未は痛みを殺して、変わらずことりを抱きしめ続ける。

海未「ことり。ことりは一人じゃありません。ここに私がいます」

ことり「…!」

そして。

海未「ずっと一緒ですよ。世界一大切な友達ですから」ニコッ

ことり(あ…)

『大切な友達』。ことりが、聞きたくてやまなかったこと。凛とした声で、優しく抱きしめながらことりにささやく。

ことり「……海未ちゃん。落ち着いたから、離して。痛いよ」

海未「あ、ああすいません」バッ

ことりを離した際に、海未はあることに気がつく。

海未(ことり…裸……? なぜ)

ことり「ねえ海未ちゃん、海未ちゃんはことりのことが大切?」

海未は自身の記憶の中に、黒い影を見つけた。

海未「ことり…? もちろんですよ」

その影はじわじわと広がり、海未の記憶を覆い尽くしていく。

ことり「なら、教えて?」

海未「あ…」

影が記憶を覆い尽くした瞬間、それは鮮明な像となって再現される。





ことり「どうしてことりをレイプしたの?」








<<前のレス[*]次のレス[#]>>
97Res/221.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice