永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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64:名無しNIPPER[saga]
2017/03/27(月) 01:11:54.87 ID:PLa1uhWao

薬売り「皆々様……ご無事で?」

うどんげ「はぁ……はぁ……もう……心の臓が跳び出るかと思ったわよ……」

薬売り「まだ安心しちゃいけやせんぜ……モノノ怪は”まだいる”」

うどんげ「――――うっそぉッ!?」



 して、何とかその場凌ぎには成功した薬売りであったが、未だ予断許さぬ状況に、皆は生きた心地がしないと言う物。
 他の者は突拍子もない出来事が故、最後まで気づけぬままであったが……唯一薬売りだけは気づき申した。
 それは先刻見た、モノノ怪の形と思しき”無数の目玉”である。
 薬売りにはその目玉の群れが、暴れまわる闇の中に埋もれる様を、己が目でしかと捉える事ができたのである。



うどんげ「ど、どど、どこ!? 外!? そこ!? ここ!?」

薬売り「落ち着け……今探す……」



 して、それらを経た薬売りは、とあるひとつの仮説を得た――――。
 ふふ、実は身共も、それに関してはよぅく存じておるのだ。


 人の目玉を模したモノノ怪。
 怪しげな曰く付きの竹林。
 故郷から逃げ出した高貴なる身分の者。

 
 これらは……そう! 
 身共もかつて遭遇した、あの”海坊主”のモノノ怪と、すべからく酷似しているではないか!



薬売り(真は――――姫君か!?)



 だがしかし、残念な事に今回はまた別なようで……。
 いや別に、そうであれと願っていたわけではござらんぞ?
 ただその方が、身共も存じている分、語りやすしと思うただけで……。




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