永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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600:名無しNIPPER[saga]
2017/12/30(土) 14:01:20.21 ID:9QvYt9c00



――――身共は一体、何を見せられているのだろうか。
 薬売りにまんまと一杯食わされ、その食わされた毒を下すべく、四つ葉のシロツメクサを求めたと……そう認識していたのだが。
 兎の思いがけぬ豪快な食いっぷりに、少しばかり我を忘れていたのは認めよう。
 だがな……いや、確かに気が高揚していたとは言えだな……



【効用】



 それでも……仮に草が、毒であろうとなかろうと……
 やはり、かのような形で御身満たさんとは、どうもこう……夢見心地な気分と言うか、何と言うか。



【落】


【陽】



 ひょっとして、知らずの間に眠りにでも落ちてしまったのだろうか。
 いかんいかん。だとすれば、身共ともあろう者がなんたる失態か。
 今一度気を引き締めねば……おおい誰か、身共の頬を軽くつねってはくれぬか。



【赤】



【橙】



【黄】



【水】



【青】



【藍】





 そして、でき得るならば説いてくれ。
 何故にこうして――――兎の身から”傷だけが剥がれ落ちて行く”のだ?





【――色・彩々――】




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