永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
↓
1-
覧
板
20
579
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/12/26(火) 22:06:23.54 ID:nrMdkQ4a0
「う”――――か”ぁ”ぁ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”!!」
「吐く」――――その言葉を聞いた妖兎は、すぐさまその指を喉奥へと突っ込んだ。
ただでさえ血塗れの指が口に入る事で、唾液と交ざったか、ぐちゅぐちゅと不快な音が掻き立てられていく。
しかしそれでもかまうことなく、指は一心不乱に動き続けた。
まさに泣きじゃくる赤子の如く……溢るる嗚咽を、大量に漏らしながら。
(――――え?)
しかしそんな決死の行為も、”ある時”を境にピタリと止まってしまう。
それはやはり、兎の持つ性が故なのであろう。
そう、兎は――――聞こえてしまったのだ。
空耳と思しき小言。なれども聞き捨てならない、希望の言葉を。
薬売り「そう言えば…………確か…………」
【呟き】
【疎覚え】
【聞き齧り】
薬売り「”四つ葉のシロツメクサ”に…………そのような効能が…………」
【想起】
(四つ葉のシロツメクサ――――!)
https://i.imgur.com/s0VIFPB.jpg
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
808Res/717.96 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490438670/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice