永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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451:名無しNIPPER[saga]
2017/12/04(月) 00:26:19.37 ID:u3ex58150


薬売り「世界はあまりに広すぎた……人間ですら、一粒の砂に見える程に」

てゐ「そんな砂粒以下の兎が、大層な事に世界を駆けると言い出せば」

薬売り「世辞の一つも、零しやしょう」

てゐ「そんな皮肉にも気づかないくらい……”兎はどこまでも無知だった”」


 後から知ったんだけど、あの当時は異国との交流が始まったばかりの頃でね。
 まぁ、文通みたいなもんよ。国と国の間に、互いの使者を送りあったりしてたんだって。
 そこから段々と、プレゼントを贈ったり、貰ったり、呼んだり呼ばれたりの関係になって……
 はは、こう言うとまるで、恋人同士みたいね。


てゐ「あたしが出会った異国人も、案の定そのクチで入って来た人間だった」

てゐ「”あたしの知らない”変わった物をたくさん持ってたわ。あれも今思うと、貢ぎ品かなんかだったんでしょうね」



(――――We came from here……)


(to――――……”THIS”)



てゐ「その中に……一枚の地図があったの」



(――――は、はは…………まじかぁ)




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