永琳「あなただれ?」薬売り「ただの……薬売りですよ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/05/21(日) 20:30:53.90 ID:eRuspO3go
薬売り「貴方が恐れ敬う師・永琳……つい先刻、モノノ怪に憑りつかれ、どこぞの果てに消え失せた」
薬売り「しかしその顏はどうでしょう……苦痛に歪んでおりましたか? 恐怖に怯えておりましたか?」
薬売り「あっしにはとてもそのようには……まるで、”自ら望んで消えた”ようにすら見えました」
レイセン「望ん”デ……消え”ダ……?」
薬売り「永琳も、最初から知っていたんですよ――――貴方の事を、”もう一人の貴方を含めて”ね」
レイセン「あだジを”……知っでダだど……!?」
【相似】
薬売り「ともすれば、”未曾有の危機は絶交の機会である”とでも思っていたのかもしれません」
薬売り「まるで……この機に乗じて逃げ出そうとしている、貴方のように」
確かに、あの時の永琳は、恐れる表情など微塵も見せておらなかったな。
御身に無数の目が蔓延る最中にて。
異形同然になり果てど、さりとてその姿勢は、最後まで「威風堂々」を貫いたままであった。
「永琳程の賢人になると、恐れを跳ね除ける強靭な胆力が備わっておる」とも考えられるがの。
が、あの場合は……”そもそも恐れる必要がなかった”と考えた方が、幾ばくか自然であろうて。
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