穂乃果｢私とμ'sの｣-SS速報VIP

穂乃果｢私とμ'sの｣

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66:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/04(木) 12:10:49.99 ID:tPGzL44c0

保健室

花陽｢真姫ちゃん、私体調は全然悪くなくて...｣

真姫｢分かってるわよ。私があなたと話したかっただけよ｣

凛｢凛もちゃんと2人と話したいよ！｣

花陽｢...ごめんね｣

真姫｢別に謝らなくていいわ。花陽が悪いことをしたわけじゃないんだし｣

花陽｢私どうしても穂乃果ちゃんが穂乃果ちゃんに見えなくて...｣

凛｢うん、凛もその気持ち分かるよ。凛も穂乃果ちゃんにすっごく違和感を感じてた！｣

花陽｢最初は穂乃果ちゃんが帰ってきてくれて嬉しいって思ってたけど、やっぱり違うの。私の記憶の中の穂乃果ちゃんはもっと...｣

真姫｢じゃあ...失敗してたってこと...？｣

凛｢ううん。ちゃんと穂乃果ちゃんそっくりな人間を作ることはできてたと思うよ！でもそれはそっくりな人であって穂乃果ちゃんじゃなかったんだと思う｣

真姫｢そう...そうなのね...｣

花陽｢真姫ちゃん、本当にごめんね。私やっぱり、穂乃果ちゃんは誰かが代わりにできる人じゃないと思う｣

真姫｢同じ人間を作るなんて...やっぱり不可能だったのね...だって穂乃果は穂乃果しかいないんだもの...｣

凛｢きっといつまでも穂乃果ちゃんに縋ってちゃダメなんだよ。穂乃果ちゃんのことは思い出にしなきゃ｣

真姫｢えぇ...そうね。私は穂乃果を生き返らせたんじゃない、穂乃果そっくりな人間を作っただけ｣

真姫｢穂乃果はもう...死んだのよ｣

花陽｢うん...そうだよ...穂乃果ちゃん死んじゃったんだよ...｣ｸﾞｽｸﾞｽ

凛｢穂乃果ちゃんはもういないけど...凛達は前に...進まなきゃ...｣ｸﾞｽﾝ

真姫｢穂乃果...穂乃果ぁ...｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

花陽｢ひっく...うぅ...うぇぇぇん...｣

凛｢うぅぅ...穂乃果ちゃぁぁぁん...｣

真姫｢穂乃果...｣

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