【安価、コンマ】ファイティングジェムズ!【オリジナル】
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95:KASA[saga]
2017/03/19(日) 19:11:23.58 ID:JInKTuvXO
華→「(お家のこともあるから)私は沙織さんと本当にずっと一緒にいてあげられるかどうかわからない」「この気持ちは妊娠が与えてくれた、一時の感情なのかもしれない」
「だから、沙織さんの特別な初めては──本当に一緒にいられるその人のために、今はまだ大切にしておきましょう?」



みほ(……あ……。お姉ちゃんと同じ、なのかな……お姉ちゃんがエリカさんを想う気持ちと……)

みほ(……。)

沙織『私はね……華となら、初めて、いいかなって、思ってるんだけど……まあほら、華って、ああ見えて頑固じゃない? それに、私の事を真剣に考えてくれてのことだからね……』

沙織『……あ〜あっ、とにかく、華のせいだ! みぽりんに大人の階段、先をこされちゃったねぇ〜!』

みほ(……。)

みほ「ううん、そんなことないよ。……私なんて、ぜんぜん子供……華さんのほうが、ずっとずっと大人だよ……」

沙織『そぉ〜?』

みほ(私は──ちっともそんな事考えてなかった。ただただ、エリカさんと一緒にいたい、一緒に気持ち良くなりたい、って思うだけで……。)

みほ(……。)

みほ(うー……なんだか、情けなくなってきちゃった……)
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直後、エリカさんの部屋
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 ガチャリ、キィィィ

みほ「……エリカさぁ〜ん……」

エリカ「っ……み、みほ……」

 エリカさん、ベッドの上に寝頃がってた。
 みほ、ベッドの脇に腰掛ける。そのまま後ろに寝ころぶ。エリカさんの膝を枕にする。

エリカ「な、何……?」

→エリカさんは、今朝からなぜか私への態度がちょっぴりぎこちない。でもみほはそれには構わない。

→みほ(ねぇお姉ちゃん。エリカさん、きっとまた、何かを気にしてるよ)まほ(考えがまとまれば、話してくれるだろう)みほ(そだね)まほ(長引きそうなら、それとなくたずねてやればいい)みほ(うん、そうする):経験と理解を重ねて、わりと肝が据わってきた。

みほ「はぁ〜……ごめんねエリカさん、私、ふしだらな娘で……」

エリカ「???」

みほ「…はぁ〜…」

エリカ「……。」

エリカ「……ねぇ、みほ……」

みほ「なんですかぁ〜……」

エリカ「私は、あんたのこと……ちゃんと……す、好きだからね……隊長と、同じくらいには」

みほ「……。ふぇ?」

エリカ「いろいろ、振り返って、いろいろ考えたら……なんか、私、自分がすごく恥ずかしくて……」

みほ(……?)

みほ「なになに、エリカさん、何でも聞きくよ」

エリカ「っ!? な、何で、そんなに嬉しそうなのよ……」

みほ「だって、エリカさん、今朝からずっと何か考えてたから。やっと、まとまったのかなーって。それでそれで?」

エリカ「ぐ……気付いてんじゃないわよ。……別に、大したことじゃないし……」

みほ「はい、はい」


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