121: ◆Wv.nqe0Jy.[saga]
2017/03/17(金) 12:36:37.24 ID:/oYud+ya0
翌朝。
「……野宿の準備をしてくるべきでした」
普段ベットを使っているわたしは、硬い地面のせいで痛む節々をほぐしながら起き上がりました。
カバさんには申し訳ありませんが、木の上で眠るなどという芸当はできません。大人しく火を焚いて地面で一晩を明かしたのです。
朝食代わりにクッキーを食べ、カバさんからいただいた水を飲みます。
食事を終えしばらく歩きますと、
「……人工物ですよねぇ、これ」
金属製のゲートがありました。テーマパークなんかによくありそうな門です。
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