【ガルパン】まほ「ラジオ道、はじめます」その2【安価あり】
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◆Fy/1.pr/0U
[saga]
2017/05/15(月) 01:16:54.64 ID:2WE+E/Pm0
まほ「はーあ、もう今回はラジオとかやめにしてポーカーとかでお茶を濁してしまわないか?」
エリカ「リスナーは三十分間聞こえるトランプのこすれる音を聞いて何を想像すればいいんですか…」
まほ「そこはいい感じにお母様が実況してくれるだろう」
エリカ「ゲストに求める労働のレベルじゃない」
しほ「いい加減にしなさいまほ」
エリカ「まあこうなる原因を作ったのは家元なんですけどね」
しほ「なにか?」
エリカ「え、こわい」
しほ「私は今日とてもこのラジオを楽しみにしていたのです」
しほ「それがふたを開けてみればなんですかこの体たらくは」
しほ「いつも言っているでしょう」
しほ「わたしはポーカーよりも大富豪派だと!!」
エリカ「いや、ちょっと」
まほ「お母様はいつもそうだ!!」
エリカ「ちょっと」
まほ「私もみほも、お父様だってポーカーとか七並べとかをしたいといっているのに!」
しほ「嘘を言わないで、常夫さんはいつも大富豪をしたいと言ってくれているわ」
エリカ「いや、ちょっとってば」
まほ「あんなの、おまえに合わせているだけだ」
しほ「まほ、いま母親のことおまえって言いました?」
まほ「大体いつも砂嵐だの救急車だのキングボムだの、ほどほどにマイナーなルールまで全部詰め込むせいで大富豪の政権が長く続いたことはない!!
まほ「すぐに都落ちだ!!」
しほ「いいじゃない、楽しくて…」
まほ「何だ四止めって!気持ちよく八切りをさせてくれ!!!」
エリカ「それは私も別にいいと思います…や、じゃなくて!!」
エリカ「どうしていつの間にトランプ談議になってるんですか!」
しほ「大富豪談議が主ね」
エリカ「そういう冷静な観点からのどうでもいい一言いいですから!!」
しほ「…」シュン
エリカ「西住家の遊戯事情とか本当に誰も興味ないですからね!?」
エリカ「だいたい戦車道のラジオで由緒正しき西住流総本家の親子二人そろっていまだに戦車の言葉が一回も出てこないのってどうなんですか?」
まほ「戦車」
しほ「戦車」
エリカ「小学生ですかあんたら……」
まほ「エリカ、いま隊長のことあんたっつった?」
しほ「逸見さんいま家元のことあんたって言いました?」
エリカ「西住家そういう時だけ息ぴったりですよね」
まほ「誰がこんな奴と息がぴったりか」
しほ「…まほはカレーが好きだったわよね。明日は久しぶりに三食カレーにしましょうか」
まほ「……エリカ!!!」
エリカ「ええ!?私のせいですか!!?」
まほ「お前以外に誰がいる…っ!」
エリカ「怨みがましさが尋常じゃない…」
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