城ヶ崎美嘉「ぁ…えっと…」モジモジ… 小日向美「小日向美穂だよっ!!」ドヤァッ!!
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34: ◆ANd3OIQDx2[saga]
2017/04/13(木) 01:51:44.97 ID:l0ugJLL30

〜箸休め:美しいお城からのお客様〜

卯月「………」ソワソワ…

みりあ「卯月ちゃん、なんか今日はソワソワしてるね?」

卯月「いや、急なんだけど…実は今日、お客さんが来る事になってね…」

みりあ「…偉い人なの?」

卯月「うん、大きな芸能プロダクションの人で、今度アイドル部門を設立するって言うから…」

卯月「是非ウチのプロダクションの様子を見て参考にしたいって…」

卯月「でも、うちの事務所のアイドルって…アレな子が多いじゃん?」

みりあ「あぁ…それでソワソワしてたんだ…断ればよかったのに…」

卯月「………最初はお断りしたんだけさ…」

みりあ「?」

卯月「とりあえずみりあちゃん、他のアイドル達にはスマホで連絡をしたけど…」

卯月「レッスン中の子達の所に行って言伝を頼めるかな?」

卯月「『いいか?今日は他社から客が来るから…みんな、頼むから静かに過ごしてくれ…』」

卯月「って」

みりあ「うん、わかった!!任せてっ!!」タッタッタッ

卯月「………って言っても、聞くような子達じゃないもんなぁ…はぁ…」



スーツの少女「………」

奏「あら、あの子…事務所の入り口で何をしているのかしら…?」

藍子「………」ジーッ…

藍子「凄い美人さん…綺麗…」

奏「………」バシッ

藍子「痛いっ!?ちょっと!!なんで叩くの!?」

奏「目がいやらしかったから」

藍子「そんな事ないよっ!!」

奏「あの、うちの事務所に何か…?」

スーツの少女「はっ…!?」

スーツの少女「んんっ…私、こういうもので…」スッ…

奏「あ、これはどうもご丁寧に…」

スーツの少女「今日は御社の見学をさせて頂く約束をしておりまして…」

奏「それでしたら、どうぞこちらへ」

スーツの少女「…あの、…疑ったりはしないんですか?」

奏「え?」

スーツの少女「こんな格好ですし、それに…」

藍子「大丈夫です!!こんな美人さんですし!!」

奏「………」バシッ!!バシッ!!

藍子「痛いってば!!ゴメンって!!そんなんじゃないって!!」

スーツの少女「………………なるほど…」





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