にこ「大丈夫、大丈夫だから。にこ達はみんな、生きて帰れるから」
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1:名無しNIPPER
2017/03/12(日) 17:21:43.30 ID:oxUq2F6Po
 
平和っていうものが、いまいちよく分からなかった。


普通に家族と生活をして、普通に学校に行って、普通な日々を過ごしていく。


そんな日常は、私にとって当たり前で、それ以上でもそれ以下でもなかった。



たまに、テレビの画面に写っているニュースを観ても、よく分からない。


災害の多い国、犯罪の多い国、内戦が続いている国……。


どれもこれも、私達には関係の無いもののように思っていた。



――でも、それはもしかすると、他の国の人達も、同じように思っているのかもしれない。


「自分には関係ない事」「どうせ他の国の事だから」……多分、真剣に考えてる人なんて一割くらししかいない。


どれだけ大袈裟に伝えられてても、自分達の事じゃないから、次第に危機感は薄れていく。









でも、それは当たり前の事だった。

人は見ず知らずの他人の不幸を、共有する事なんて出来ない。



――もし、それが出来るとしたら

それは、自分にも等しく、不幸が訪れた時だけ。

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2:名無しNIPPER
2017/03/12(日) 17:25:52.41 ID:oxUq2F6Po

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以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2017/03/12(日) 17:36:11.92 ID:oxUq2F6Po
にこ「と……通れ……ない?」

にこ「何で……何で上の階のコンクリートが崩れてるの……?」

にこ「このパイプ何よ……何で鉄筋みたいなのが刺さってるのよ……っ!」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2017/03/12(日) 17:47:24.66 ID:oxUq2F6Po

――



以下略 AAS



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