150: ◆XksB4AwhxU[saga]
2017/04/19(水) 17:34:24.38 ID:31PTZRtF0
西園寺 「今度カムクラおにぃが出てきたら、"美容師の才能は持ってないの?"って聞いてやるんだー」
日向 「西園寺……それがお前の最後の言葉になるかもしれないぞ」
小泉 「えーと……まとめると、今は心配いらないってことでいい?」
十神 「それでいいが……お前も、だいぶおおらかになったな」
小泉 「悪い?」ジロッ
十神 「いや、好ましい変化だ」フッ
小泉 「そういうあんたも、よく笑うようになったよね……えいっ」パシャッ
十神 「何をする!」
小泉 「いいじゃん、いいじゃん。私たちだけで固まってるのはよくないことかもしれないけど……おかげで
協力して蝕をクリアしていける。それって、すごいことだよ!だって私たち、今まで一人も死んでないんだから!」
西園寺 「そういえば、九頭龍のチビはどうしてんの?」
花村 「なんか落ちこんでるみたいだったから、ご飯をドアの前に置いてきたよ。
……そういえば、辺古山さんもいないね」
豚神 「誰か、あとでメモを挟んでやれ。さて、次は蝕の対策会議をするか」
十神が手を叩くと、全員の表情が真剣なものに変わる。
いつもの、作戦会議だ。
豚神 「現在、生徒数は1438名……3の倍数だ。だが、罪木によると保健室にいる重傷者のうち、7、8人は今夜が山らしい。
となれば、おそらく通常型になるだろうな」
日向 「じゃあ、通常型が来るという前提で話すぞ。まず、天気予報だ。午前中が晴れるのは、今日から6日後の水曜日。
高気圧の動きから見て、ずれることはないと思う。
左右田、七海の改造は終わったか?」
左右田 「おうっ、いつでも行けんぜ!」
弐大 「なんじゃ、七海をパワーアップでもしたんか」
左右田 「まず腕にガトリングだろ、それから背中に外部端子くっつけてバッテリーを増やして、目にサーチ機能つけて……あと、
小型のレーザーガンも作ったんだぜ!」
日向 「それ以上七海を人間から離さないでくれるか?」
西園寺 「そもそも人間じゃないじゃん、あいつ」
豚神 「そっちは心配いらないな。では次、弐大とソニア」
ソニア 「はい!」
弐大 「応ッ!」
豚神 「お前たちはどちらも文字の能力を強化するサポートだ。いつも通りソニアが田中、弐大が終里につく編成で行こう。
花村は次回、田中について行ってくれるか?」
花村 「うん、次もたくさんお肉をとるから期待して待っててね!」
また、あの麻薬みたいなステーキを食わされるのか……。
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