メイド「私の嫌いな貴方様」
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46: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2017/03/07(火) 20:09:21.47 ID:BCcOAnPz0
女 (話は簡単にまとまった。証拠が有るのだから当然)


女 (池男が睨み付けてきたが、スルースキルAを発動し、視界からアウト)


女 (しばらくして無事、池男はお縄についた)


女 (めでたしめでたし……ではあるが……)


女「まあ、入学式には遅刻だよね」


JK「すみませんすみませんすみません」ペコペコペコリ


女「ああうん……。そんなに謝らなくてもいいから……」


JK「すみません……」

JK「……あ、あの……お名前……」


女「名前? 私は女。見たところおんなじ学校でしょ、よろしく……えっと……?」


JK「ぁ……わ、私の……名前は……お嬢様、です……」オドオド


女「うん、分かったお嬢様さん」


女 (JK改め、お嬢様さんは尚もオドオドして視線が安定しない。視線だけでなく指の動きもせわしない。挙動不審というやつだ)


女「学校が迎えに来てくれるっていうし、気長に待とう」

女「どーせ、入学式っていっても偉い人のやんごとないお話聞くだけだし」


お嬢様「は……はぃ……」ビクビク


女「……」

女「そ、それにしてもさ災難だったね、まさか高校生活最初からこんな目に遭うなんて」


お嬢様「っそ、そう……ですね……」オドオド


女「……お嬢様さんってさ……もしかして、しゃべるの得意じゃない?」


お嬢様「…………はぃ……」ビクッ


女「そっか……ごめ――――」


お嬢様「で、でも! 女さん、が……はなしたいなら……だいじょう、ぶ……ですっ。つ、つつ、つきあい……ます!」


女「――ふふっ」


お嬢様「えっ!?」ビクンッ


女「いやごめんごめん、バカにしてるんじゃないんだよ……ただ、かわいいなって思って……」


お嬢様「かっ!? かわいいっ!? そんな……私……かわいいだなんて……」カアァッ

お嬢様「それにかわいいのなら、お、ぉ……女さん、のほうが……」


女「あっ――私のことは女でいいよ」



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