メイド「私の嫌いな貴方様」
1- 20
18: ◆TEm9zd/GaE[saga sage]
2017/02/27(月) 21:04:58.45 ID:Q61ryPN30
――――――
――――
――



女吸血鬼「……今回のことは私が寝ぼけていたということで……」


少女「はい……私も吸血鬼さまに不敬な言葉使いを……大変失礼しました……」


女吸血鬼「いいんだ、いいんだ。……忘れてさえくれれば」



女吸血鬼「さて、本題に入ろうか。君、昨日の続きでいいのかね?」


少女「はい。まだまだありますよ」パサァ

少女「ではこのカード、裏に何がかかれているか、分かりますか?」


女吸血鬼「分からない。どうやら私には透視の力はないようだ」


少女「そうですね。次、じゃあ……このカードを手を使わずに動かしてください」


女吸血鬼「同じく無理だ。念動の才能もない」


女吸血鬼「……なあ君、本当にこんな不毛なこと今晩も一晩中続けるのか?」


少女「そうですよ。何かあるはずなんです、吸血鬼の隠された力が」


少女「だってそうですよね。日光に弱い、十字架がだめ、銀のナイフで即死、流水に勝てない、ニンニクアレルギー」

少女「そんな弱点の多い吸血鬼の力が、不老不死(笑)と夜目がきく(爆死)だけですよ!」


少女「そんなわけないじゃないですか!」


女吸血鬼「……君……バカにしてるだろ……?」


少女「いいえ、まさかそんな滅相もない」


少女「ただそんなに多くの弱点があるのなら、不老不死(笑)なんてあってないようなものだと思いますけどね」


女吸血鬼「君…………まあいい……で、そう思ったから、私には何かしらプラスになる能力があると思った訳だ」


少女「ええそうです、さすが聡明でいらっしゃいますね、吸血鬼さまは」


女吸血鬼「……まあ暇潰しになるからいいか……で、次のは?」


少女「そうですね――」


女吸血鬼「――――ほうほう」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
150Res/198.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice