29:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 23:45:06.41 ID:8dkBRowN0
〜ジャンヌ・ダルク・オルタ視点〜
こうして、宝探しが始まった。
私の役目は、言ってみれば狼だ。
私が出向けば、誰も彼もが警戒する。
場合によっては、一致団結して妨害してくる。
コイツのように。
「ねえ、何時まで付いてきているのかしら、静謐のハサン」
「……私は、頼まれています、貴女を監視するように、と」
「へー、じゃあ例えば、私が寝る時にも部屋についてくるワケ?」
「はい、三人交代で、部屋の外から、監視する計画、です」
「ふーん」
つまり、静謐のハサンには仲間があと二人いるって事ね。
他のハサン達の力を借りてるのか、若しくは「ぐだ子過剰愛好家」の仲間である頼光や清姫と組んだのか。
どちらにしても、個別で動かれるより派閥で動いてもらった方が、こちらとしても読みやすい。
目的の一つは、取りあえず達成したと考えていいだろう。
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