23:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 17:54:12.33 ID:8dkBRowN0
ジャックの部屋にやってきました。
今度は、ノックをするまでもなく扉を開けます。
「ジャック、起きてください、朝ですよ」
彼女は基本的に、扉に鍵をしません。
何度言っても、それは改善されません。
だって、ジャックにとって扉の鍵は「簡単にメスで切れてしまう物」にしか過ぎないのですから。
施錠という行為に意味を見出せないのです。
そんな訳で、今回も扉を開けて中に入ったのですが。
ジャック・ザ・リッパーは、部屋の中に居ませんでした。
朝の弱い彼女にしては、珍しい状況です。
これは、ナーサリーに同行して何処かに行ってしまったと考えるのが妥当でしょう。
何だか、仲間外れにされてしまった気分ではありますが。
そんなのは、きっと気にしすぎなのです。
47Res/32.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20