【安価】世莉架「安価でタクを楽しませちゃうよ」【CHAOS;CHILD】
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480:名無しNIPPER[saga]
2018/04/28(土) 21:15:35.86 ID:4LHMXDiJ0
拓留(世莉架は静かに涙を流している。その涙にはきっと、数え切れない感情と記憶と思いがこめられているんだろう)

世莉架「ぐすっ、えへへ、せっかくタクとこうして幸せな時間を過ごせてるのに、ないてたら顔くしゃくしゃになっちゃったかも」

世莉架「ねえ、タク」


世莉架「私を抱きしめて」


世莉架「私はタクに愛されてるんだって、実感させて」

拓留「世莉架」

拓留(僕は世莉架を抱きしめた。強く、痛いんじゃないかってくらいに強く)

拓留(世莉架の体温と鼓動が伝わってくる。それが妙に心地よく感じる)

拓留(世莉架を抱きしめながら、僕は頭にイメージを思い浮かべる。妄想をする)

拓留(ディソードが……、リアルブートされる。世莉架を背後から一突きで殺すように刃が向いている)

拓留(世莉架と抱き合ってる僕も間違いなく死ぬだろう。もしかしたら、こうなることも彼女の力による必然だったのかもしれない)

拓留(でもいいんだ。これですべて終わる)



宮代拓留と尾上世莉架は、互いに愛し合いながら世界を捻じ曲げる力を封印する。


ディソードが尾上世莉架と宮代拓留の身体を貫く。二つの命が散る。


抱き合いながら幸せそうに赤い花を咲かせる姿があるのみである。







??「やばい、遅刻だ! 昨日夜更かししてまで事件を追うんじゃなかった! くそっ」タタタタッ

???「ひゃっ」ドカッ

??「うわっ!」


??「いててて……あ、すみません! 怪我とか、してないですか?」

???「だ、だいじょうぶれす〜」フラフラ

??「いやいや大丈夫そうじゃないだろ」

???「う? あの、あなた、どこかであったことがあるような?」

??「――!」

??「……」

??「……ははっ」



??「きっと知らないですよ、お互いに」


GENERATING SKY END


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