【安価】世莉架「安価でタクを楽しませちゃうよ」【CHAOS;CHILD】
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459:名無しNIPPER[saga]
2018/02/10(土) 22:25:35.72 ID:fcCz1a/c0
〜2016年のゴールデンウィーク、渋谷ハチ公前〜

世莉架 スマホポチー

世莉架「……」

世莉架「…………」

世莉架「………………」

世莉架「――――おそい」


拓留「はぁっ、はぁっ、ご、ごめん尾上。遅れちゃって」

世莉架「もうっ、遅いよタク!」プンプン

拓留「大学のレポートを夜遅くまで書いていたら寝坊しちゃったんだ。ごめん」

世莉架「デートの前に夜更かししないでよっ」

拓留「提出期限が今日だったんだ。許してくれ、尾上」

世莉架「ふん」

拓留「……?」

世莉架「……名前」

世莉架「……名前で呼んでくれなきゃ、やーだ」

拓留「――ははっ」

世莉架「もう、何がおかしいのっ」

拓留「なんでもないよ」

拓留「じゃあ行こうか、世莉架――」


拓留(僕は世莉架のために生きる人生を選択した)

拓留(なんとか東京の某私立大に受かることができた僕は、大学生になってからは特に目立つことのない普通の学生として細々と生活している)

拓留(尾上――いや、世莉架とは、今は恋人同士という関係にある。結婚するのも時間の問題かもしれない)

拓留(僕の通う大学は女子が多い学校だった。だから、世莉架はよく心配してくる。浮気をするつもりなんてないけど)

拓留(たまに仲のいい女友達ができると、その子が失踪したりすることがある。まあ、理由は考えないようにしている)

拓留(別にいいんだ。僕には世莉架がいるから)


――これが、僕の選択だから。


ANOTHER GOD'S SKY END.


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